2024年6月21日5時51分
太陽が蟹座入りし夏至を迎えます。
夏至は、1年の中で一番昼の時間が長くなる日です。占星術では、春分図で1年間の国の動きを見て行きますが、
季節が移り変わる春分〜夏至〜秋分〜冬至で、それぞれ3か月間の傾向を読んでいきます。
◇2024年夏至図
3か月前の春分図に引き続き、今回もアセンダントが蟹座。
春分図のアングルに似ています。
支配星の月は射手座で6ハウスに位置し、蟹座の太陽は12ハウスで金星、水星が合。
アセンダント蟹座は国民感情を汲むよう流れ、国民を表す月は6ハウスに位置し、
労働、雇用、職場環境、防衛、国民の健康にもスポットが当たりそうです。
射手座の月には、9ハウス魚座土星からのスクエアで、現実的な壁にぶつかったり、ストレスを感じる配置。
9ハウスはマンデンでは、貿易、大学、宗教、海外旅行、憲法を表すハウス。
貿易問題や雇用関係、防衛に関するニュースがピックアップされるのかもしれません。
7ハウス水瓶座冥王星と11ハウス双子座木星、カルミネートしている魚座海王星とは小三角。
春分図でも7ハウスに冥王星が位置していましたが、引き続き、外交や同盟国からの圧が強そうに思いますが、アスペクトの状態が良く、友好関係を結ぶようなイメージです。
条約を結んだり、結束力を強める動きがあるのかもしれません。
但し、カルミネートしている海王星は、自国の政策の曖昧さを感じる配置。
国のリーダーを示す太陽は、12ハウスに引っ込んでいて、金星と合。海王星とはスクエア。
積極的に政策を打ち出す感じではありません。
水面下で表沙汰にはならない所で動きがでるのかもしれませんが、
春分図に引き続き、海王星の影響で、すっきりしない感じが目立ちます。
地方自治体を表す11ハウスの牡牛座火星と12ハウス蟹座水星、金星とはセクスタイルで、
自治体レベルでの動きが活発化するのかもしれませんし、福祉や慈善事業などの改善としても読めそうです。
全体的に夏なのに、思いっきりレジャーで遊ぶと言うより、しっかり働こう、労働しようみたいな夏至チャート。
エネルギー費や物価の高騰の煽りを受けているのかもしれませんね。
個人レベルでの夏至~秋分の流れ
個人レベルでは、仲間や友達からの刺激をもらたり、人とのご縁が広がりが、仕事やキャリアに繋がるイメージです。
人と関わる事で、自分の意識が変わったり、視点が変わるような事もありそうなので、
一期一会を大切に、色んな人との関わりを持つ事を意識すると良い時ですね。
仕事や日常レベルでは、自分を高めたい意識も強くなる時ですが、難しい課題にぶつかったり、追い込みをかけやすい時期です。
目的がぼんやりしやすい時でもあるので、どこへ向かっているのか、何を目指すか、着地点をしっかり持つ事も大切ですね。
疲れたら、体だけでなく、心のケアも忘れずに。
海王星の影響で、目に見えない物に惹かれたり、リトリートに出かけるなど、
心の内側にフォーカスするような事も増えるかもしれません。
夢日記やカードからインスピレーションをもらったり、パワースポット巡りをしても良い時。
蟹座に太陽、金星、水星が集まり、感受性が豊かになる時間。
夏至~秋分のシーズンは、心許せる人達との繋がりや気持ちがほっこりする時間を大切に。
安心できる感覚を取り戻して行きましょう。
夏至を超えると、暑さが増します。
体調面に気を付けつつ、素敵な夏のシーズンをお過ごしください。