ホロスコープを見る際、12サインのエレメント（火、地、風、水）を比較しますが、
エレメントの要素が０ゼロと言うケースを時々見かけます。
例えば、
火２、地２、風６、水０の場合、
水のサイン（蟹座、蠍座、魚座）に天体がなく、水の共感力、情緒面において、
ドライになる傾向や、感情的になる事に苦手意識を感じる傾向が出てきます。
私の場合、火１、地２、風５、水２で、風のサイン（双子座、天秤座、水瓶座）が圧倒的に多く、
火の要素は、トランスサタニアンにある射手座の海王星の１つしか持っていません。
その為、火を表す情熱、エネルギッシュさと言った所では、かなり苦手ですし、あれこれ考えてしまうタイプです。
相性では、自分の欠けている所を補う相手を選ぶと言う考え方があり、
自分の欠けているエレメントを補ってくれる相手を無意識に選ぶケースがあります。
例えば、私の夫は、太陽、水星牡羊座・射手座海王星で、火を３つ持っています。
その為、火の直感力や行動力と言った所では私のグンを抜き、風が多い思考派の私には考えられないくらい、行き当たりばったりの行動を取る事があります。
時々、何も考えてないんじゃない？？と思うくらい牡羊座パワーを炸裂させる事もしばしば。
そして、自分の不足しているエレメントを持つ相手は、自分が苦手とする分野の事を投げかけてきます。
例えば、
水が少ない人にとって水多め目の人が関わると、「メソメソしてるな～」とか、
風が少ない人にとって、風多め目の人が関わると、「うんちくばかりだ」とか、
相手の事を嫌悪する場合もあります。
私も、夫の事を、行き当たりばったりで何も考えていない！と慣れるまで呆れる事もしばしば。
でも、風が多めで、良く考え込んでいます私にとって、「考えるだけでなく行動する！」という、
牡羊座の夫からアドバイスで学ぶ事は多々あり、私に足りない部分を補ってくれる相手だと言う事がようやくわかりました（笑）
自分が絶対ありえない、信じられないと思う相手こそ、自分にとって必要な事を教えてくれる相手かもしれません。視点を変えてみる事って結構大事です。