蟹座・・・I feel(私は感じる)
エレメント 水
クオリティ 活動宮
支配星 月
12星座一の感受性の強さ。心の繋がりを大切にする蟹座さんについて。
ギリシャ神話での蟹座
ギリシャ神話での蟹座は、ゼウスとその正妻ヘラ、そしてゼウスと人間との間に生まれた英雄ヘラクレスをめぐる、お話が舞台になっています。
ゼウスの浮気によって生まれたヘラクレスを激しく憎んでいたヘラは、ある日ヘラクレスに恐ろしい呪いをかけます。
その呪いによって正気を失ったヘラクレスは、自らの手で愛する妻と子を殺めてしまう大罪を犯し、この罪を償うため、ミュケナイの王に仕え、12の冒険に挑む事となりました。
ヘラクレスが挑んだ試練の一つに、九つの首を持つ恐ろしい海蛇ヒドラとの戦いがありますが、ヒドラは、首を切ってもすぐに再生するという手ごわい怪物。
そして、その戦いの最中、ヒドラと同じ沼に住む巨大なカニの怪物カルキノスが現れます。
カルキノスは、ヘラがヘラクレスを倒すために送り込んだ、あるいはヒドラの仲間として助太刀に現れたとも言われていますが、
戦いの中、勇敢にヘラクレスの足を挟み、奮闘しますが、あっさりとヘラクレスに踏みつぶされ、命を落としてしまいます。
その後、仲間を助ける為に戦った勇気と功績がヘラに認められ、戦った他の怪物たちと共に夜空に輝く星座となったと伝えられています。
蟹座キーワード
蟹座キーワード
感受性、家族愛、面倒見の良さ、共感的、仲間意識、大衆的、親しみやすさ、喜怒哀楽、アットホーム、庶民的、排他的、保守的、心配性、怖がり、人見知り、感情優先、おせっかい、身内意識、母性、お世話好き、衣食住
・共感力高めの繊細さん。
・思考より感情優位型。
・気持ちが乗らないとどうしてもやる気が出ない。
・感情のアップダウンに自分もついていけない。
・隠していても気持ちが顔に出ていると言われる。
・好きもわかりやすいが、嫌いもわかりやすい。
・好きな人にはついつい料理を振る舞ってしまう。
・どうしても家族優先になる。
・気持ちが通じ合わないと、不安になる。
・不安がいつの間にか怒りに変わっている事がある。
・内弁慶だ。
・刺激よりも安心感が一番。
・お世話好き。
・ホームパーティでも心が満たされる。
・元気の源は家族や心許せる人達との時間。
・家族の問題は自分の問題。
・よそ者には厳しい。
などが蟹座の特徴。
蟹座の支配星である月は、私たちの感情、心、感受性を司る天体。
月が約28日周期で満ち欠けし、日々その姿を変えるように、蟹座に天体を持つ人も、喜び、悲しみ、怒り、安心感…といった、感情の浮き沈みを感じやすい傾向を持っています。
昨日までは元気いっぱいだったのに、次の日には落ち込んでいる・・・。
誰しも良くある事ですが、感情を溜め込んだままにしておく事は蟹座さんにとっては死活問題。
水の活動宮である蟹座は、感情を活発に働かせ、心を通い合わせる事がとっても大切です。
溜め込んだ感情を、誰かに話を聞いてもらったり、心のうちを話し共感し合う事でリカバリーできるのです。
硬い甲羅で体をガードするように、危険だと感じること、馴染まない事に敏感に排除しようとする為、時に人見知りや、排他的性質として表れる事もあるでしょう。
ですが、ひとたび心が内溶け合うと、深い愛情を注ぎ、全力で守ろうとするのも蟹座さんの特徴。
蟹座さんにとって、「心のつながり」や「安心できる居場所」はとてもとても大切なテーマなのです。
蟹座のナチュラルハウス
12ハウスの中では、4ハウスが蟹座のナチュラルハウスです。
(出生時間がわからない場合は、ハウスはわかりません。)
4ハウス
家庭環境、両親、基礎基盤、地域、ルーツ、祖国、住居、不動産、土地、安心出来る場所、故郷、家系、血族、心の拠り所、根を張る場所、
・生まれ育った家族・親からの影響。
・私達の内面の奥深くにある姿。
・アイデンティティの土台が築かれる場所。
・人生の終盤に表面化してくる場所。
・自分自身に戻る場所。
・私達のルーツや心の基盤。
一つ前の3ハウスでは、コミュニケーションや学習を通じ、生きる上で必要な考え方や思考パターンの基礎を身につけていきました。
続く4ハウスでは、1ハウス~3ハウスまで得た経験を取り込み、「私」という揺るぎない心の基盤を築く段階に入ります。
「どんな家庭で育ったか」や「どんなルーツを持つか」は4ハウスのに表れますが、私達は、幼い頃に育った環境や、受け継がれてきたルーツから、感情の基礎基盤、心の土台が作られる事になります。
その為、4ハウスをみれば、育った環境の影響から派生する、個人の感情傾向や、どんな心の基盤を持つかなど、「心の根っこの部分」を探るヒントが隠されています。
ホロスコープの中の蟹座
ホロスコープの中の蟹座の位置する場所は、蟹座の示す、心の繋がりや安心感を求める傾向が出てきます。
蟹座に天体を持たない場合も、4ハウスに天体がある場合や、蟹座の位置するハウスも、蟹座の要素が出る領域になります。
例えば、4ハウスに水瓶座の水星が位置する場合、
育った環境や家族間(4ハウス)において、自由で束縛されない(水瓶座)環境で育ったり、また、会話や知的活動(水星)が活発な環境だったとも言えるかもしれません。
また、7ハウスに蟹座がある場合も、
蟹座の示す情緒的で家庭的な雰囲気を持つ人やパートナー(7ハウス)と関わる事が多いかもしれません。
蟹座座に天体がない人も、蟹座のエネルギーを発揮する場所は必ずあります。
ホロスコープをチェックしてみて下さいね。
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