古代の人々は、人の誕生、死、健康、病気といった運命が、星々の動きや宇宙のエネルギーによって影響されると考え、占星術や魔術を医療に取り入れている時代があったようです。
近代医学の父「ヒポクラテス」は、病気の原因を非科学的な判断ではなく、客観的な観察を重視した人物と言われていますが、
しかし同時に、星の動きが人間の健康に影響を与えると信じ、「星占いの知識を持たない医師に医師を名乗る資格はない」という言葉が残っていると言われている事もあり、
科学的知見に基づいた、現在医療の分野からは、かけ離れているようにも感じますが、星々の配置で病の治療が行われている時代があったと言われています。
各エレメントごとの体質
12サインを火、地、風、水の4つのエレメントに分けて考えた際の体質的特徴をお伝えします。
火(牡羊座、獅子座、射手座)
火のサインの人は、体温を保つ力や生命力が強く、活動的。健康なときはエネルギーに満ちあふれています。
但し、そのエネルギーを使いすぎると、オーバーヒートして熱が出たり、炎症を起こしたりしやすい為、注意が必要です。
風(双子座、天秤座、水瓶座)
風のサインの人は、コミュニケーションや神経伝達がスムーズなタイプ。しかし、ストレスや不調和があると、神経が過敏になり、呼吸が浅くなったりする傾向も。
血液や水分の巡りが滞らないよう、適度な運動やリフレッシュを心がけることが大切です。
地(牡牛座、乙女座、山羊座)
土のサインの人は、現実的で忍耐力があり、健康管理もコツコツと丁寧に行うのが得意です。
但し、無理をしすぎると体の土台となる部分(骨や関節)に負担がかかりやすい傾向があります。栄養バランスの取れた食事や、体をしっかりと休める時間を意識しましょう。
水(蟹座、蠍座、魚座)
水のサインの人は、体液や感情のバランスが健康に大きく影響します。冷えやむくみなど、ストレスが溜まると胃腸にきやすい傾向もあります。
質の良い睡眠や体を温める食事を心がけ、心穏やかに過ごすことが、健康の鍵となります。
12サインと身体部位と特徴について
12サインの身体部位は人の頭頂~足先までにそれぞれの部位に分かれています。
牡羊座
頭部全体、頭蓋骨、脳組織、顔、顔の骨、耳、目、鼻
生命力が旺盛で、病気になっても回復が早いのが特徴。熱しやすく冷めやすい性質から、急な高熱を出したり、炎症を起こしたりしやすいので注意が必要です。
牡牛座
首、喉、甲状腺、副甲状腺、気管、頸椎、声帯、扁桃腺
基本的に健康ですが、頑固な性質が病気にも影響し、一度不調になると長引きやすい傾向があります。変化を嫌うため、ストレスも溜め込みには注意です。
双子座
肩、腕、手、 鎖骨、肩甲骨、上腕骨、胸腺、神経系、呼吸器系、肺、気管、気管支、鼻腔
好奇心旺盛な性格の為、ストレスを発散もしやすく、心身の回復を助けます。
但し、神経が過敏さが不調につながりやすい傾向もあります。
蟹座
胸部、バスト、胃、リンパ液、子宮、食道下部、消化液の分泌
蟹座は、非常に感受性が強く、感情的なストレスに弱い体質です。
クヨクヨしてしまう傾向が強くなると、それが心身の不調につながることがあります。
獅子座
心臓、大動脈、大静脈、心拍、血液循環
獅子座は、強い生命力と免疫力に恵まれ、病気に強い体質です。
しかし、その頑丈さゆえに、体調不良のサインを無視しがちで、無理をしてしまい健康を害する原因となることがあります。
乙女座
腹部全般、小腸、大腸、十二指腸、回腸、虫垂
乙女座は、健康に関心が高く、衛生的で栄養面に気をつける為、健康を維持しやすい傾向があります。
しかし、体質的にデリケートで、アレルギーや心気症(病気ではないかと過度に心配すること)などには注意です。
天秤座
腎臓、副腎、腰部、自立神経
体内のバランスを保つのが得意な一方で、バランスが崩れると体調を崩しやすい繊細さを持っています。
食事や飲酒など、快楽に走りすぎると不調の原因になることがあります。
蠍座
生殖器全般、子宮、膀胱、尿道、前立腺、肛門、排泄器官
体力と精神力が高い一方で、仕事などに夢中になり、過集中になりやすく過労による症状を引き起こす傾向があります。
射手座
大腿部、腰、臀部、大腿骨、肝臓、動脈系、下半身全体
楽観的傾向が健康を保つのに役立ちます。その反面、体に無頓着になる傾向も持っています。
食べ過ぎ、飲み過ぎなど、体の過度な負担に気を付けましょう。
山羊座
骨格全体、膝、関節、腱、靭帯、皮膚、毛髪、爪、胆のう、脾臓、歯
幼少期に虚弱体質であっても、年齢を重ねるにつれて体質が改善する。感情を抱え込みがちなので、ストレス障害には注意。
水瓶座
全身の循環、末梢循環、血管、 脚、ふくらはぎ、足首
健康や病気で決まったパターンがないのが水瓶座の特徴。
深刻な感染症に強い一方で、一般的な風邪にかかりやすい傾向もあります。症状を長引かせないように注意しましょう。
魚座
足全体、足の骨、靭帯、つま先、リンパ系、体液、粘液
感情を抑圧することで病気にかかりやすい体質です。免疫力が低下し、アレルギーの傾向が強まることがあります。
私の場合で検証
メディカルアストロロジーは、「古典占星術」の考え方が基盤になっています。
例えば、サインと天体の関係が、
「ドミサイル」「エグザルテーション」にある場合:エネルギーが活発に流れ、体質が強い傾向。
一方、
「デトリメント」「フォール」にある場合:エネルギーの流れが弱く、体質が弱い傾向。
と考えます。
私の場合、牡牛座火星を持っていますが、デトリメントの状態で、エネルギーの流れが弱いと考えます。
牡牛座の身体部位は、首、喉、甲状腺、副甲状腺、頸椎、声帯、扁桃腺
実は慢性的な咽頭炎を抱えています。
慢性的な咽頭炎なので、牡牛座の長引きやすい特徴も出ていて、結構長いお付き合いをしております。
あとは、今年初めて〇〇肩になりましたが・・・。(属に言う四十肩、五十肩です(/ω\))
N双子座土星に対して、T土星、海王星とマレフィック(凶星)からのスクエアを受けている真っ最中で、
双子座の身体部位は、肩、腕、手、鎖骨、肩甲骨、上腕骨、胸腺、神経系と肩が含まれている事もある為、肩にきたかーと言った感じです。
諸々を含め、過去を振り返っても、私的には、星の配置を無視する事ができないと感じております。
但し、必ず病気になるとは限ないので、怖がる必要はありませんが、こういった星の観点からも、自分の体と上手に付き合っていければ良いと思っています。
また、不調を感じた際は、もちろん病院に行く事がお勧めです。
参考図書:メディカルアストロロジ-入門: 身体と心の健康を占星術で読み解く
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