蠍座新月『手放す勇気を持つ』

2025年11月20日15時46分
蠍座29度で新月を迎えます。


目次

新月のサビアンシンボル

新月のサビアンシンボル
蠍座29度 「酋長に自分の子供たちの命ごいをするインディアンの女性」

運命共同体のような部族から、別の環境に抜ける為に懇願する様子のサビアンシンボル。
子供は、魂から生まれる能動的エネルギーの象徴。命ごいは祈りを捧げ、カルマの流れをやわらげる事を意味しています。

  • 抱え込んでいた感情を手放す。
  • 迷ったら自分の感覚を信じる。
  • 気持ちの整理をして整える。
  • 自分の守りたい物を見つける。

新月のサビアンからはこのメッセージが浮かんできます。

新月から次の満月までの傾向

2025年蠍座新月図


今回の新月は、蠍座の水星・金星と合、牡牛座天王星がオポジション。さらに、水瓶座冥王星、逆行中の魚座土星と海王星が小三角を形成し、蟹座木星も含めると「ホームベース型」と呼ばれる大きなフォーメーションを形成。

星々がダイナミックに連動する、なかなか面白い配置です。


東京で作成したチャートでは、新月は7ハウスで起こり、人間関係・パートナーシップのテーマにスポットが当たってきます。

新月に関わる天体のほとんどはイージーなアスペクトを組みますが、逆行した牡牛座天王星からのオポジションを受け、ハードな影響が入ってきます。

天王星の意味する、予想外の流れ、思わぬ出来事、価値観が揺れるなど、
人との関わりを通して、これまでの枠を打ち破る動きが出る模様。

蠍座は深い関わりや共有感情を求める一方で、感情を抱え込みやすかったり、執着が生まれやすい傾向もあります。

この配置を読むと、そういた蠍座的な抱え込んでいた事に風穴を開け、動かなかった事が動いたり、手放しのきっかけが訪れるかもしれません。

さらに今回は、29度「涙の度数」で起る新月。29度は、次のサインへ進む為に終わらせるべきことを終え成長の為の学びが起こる度数です。

今回の新月は、
・迷っていたけれど、そろそろ手放そう
・自由に羽ばたこう
・過去と決別し、新しい一歩を踏み出そう
・しがらみを断ち切ろう!

と、感情の解放を通し、次のステップに進むプロセスが起こりやすいかもしれませんね。

逆行中の水星は「内合」のタイミングです。
水星の内合は、水星巡行後の方向性を内側で固める時になり、この時期に生まれた気づきが、今後の流れを作る「種」になる事を意味しています。

人間関係だけでなく、仕事、お金、日常のパターンなど、繰り返してしまう負のパターンがあれば、思い切った選択ができる時期です。

12月前半にかけては、蠍座入りするパーソナルな天体と、魚座の土星、海王星、蟹座木星との水のグランドトラインを形成し、気持ちのやり取りや情の繋がりなど、
水のサインならではの共感性が増します。

そんな宇宙のサポートを受け取りながら、「今、手放すべきものは何か?」そんな問いかけが訪れる新月期になりそうです。

社会レベルで見る蠍座新月

社会レベルで見ると、パートナー国をあらわす7ハウスに天体が集中し、それに対抗し天王星の変化が及ぶ為、外交面でも動きが出やすい時期になると思います。

これまでの関係性を変えようとするムードも高まってくるのではないでしょうか。

また、冥王星と木星は「権力闘争」を表すコンビですが、今回は、MC付近の冥王星。IC付近の蟹座木星もアングルにかかり、調和を求めつつも、見えない駆け引きやパワーゲーム的な暗示とも読めてきます。

台湾を巡り日中関係が揺れている事もあり、この新月期はそれにまつわるニュースが飛び交う事が予測されます。

11/28には魚座で土星巡行、11/30には水星も巡行へ。
滞っていた空気が動き出し、霧が晴れるようなタイミングになっていきそうです。

皆様にとって素敵な新月期となりますように。

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