海王星巡行~そして土星、海王星の合へ

12/10に逆行していた海王星が巡行し、魚座に滞在中の土星と共に、次のサイン牡羊座へ進み始めました。

目次

2025年~2026年の土星、海王星の動き

2025年~2026年の土星、海王星の動き

<土星>
2025年

5月25日土星牡羊座入り
7月13日牡羊座2度で逆行開始
9月2日 再び魚座入り
11月28日魚座26度で巡行へ


2026年

2月14日本格的な牡羊座入り

海王星>
2025年
3月30日海王星牡羊座へ
7月5日牡羊座2度で逆行開始
10月22日魚座に戻る
12月10日逆行終了

2026年
1月27日再び牡羊座入り


と、2025年は、巡行と逆行で魚座⇔牡羊座間をウロウロしていた土星、海王星。

 

2025年を振り返ると関西万博の開幕や、初の女性総理の誕生など、華やかなニュースも飛び交う年でしたが、

一方では「令和の米騒動」での備蓄米放出や、大手テレビ局のスキャンダル、トランプショック、台湾を巡る日中間の緊張など、社会全体でも、どこか足場の定まらない不安定な1年だったかもしれませんね。


そして、2026年1月27日には海王星が牡羊座へ、続く2026年2月14日には土星も牡羊座入りし、いよいよ本格的な牡羊座海王星、土星時代がスタートします。

2026年2月21日の土星、海王星の合

2026年2月14日に土星が牡羊座入りすると、1週間後の2月21日、
牡羊座0度(APポイント)で、誤差なしの土星と海王星の合が発生します。

土星は、現実、責任、構造、ルールを司る、物事を「形」にする天体。

海王星は、夢、理想、幻想、目に見えない世界を象徴し、境界を溶かし、物事を曖昧する天体です。

土星と海王星は約36年に一度にぴたりと重なる合(コンジャンクション)を形成しますが、2025年~2026年はその当たり年になります。

土星と海王星の組み合わせは、

夢を現実に落とし込む
理想を形にする

という創造的なエネルギーを持つ一方で、

これまで信じていた事が崩れる
理想と現実のギャップが訪れる


など、その他、自己犠牲、権威の弱体化、秩序の混乱を示す、複雑なエネルギーを持つアスペクトです。

これを社会全体で落とし込むと、これまで「当たり前」だと思われてきた
社会ルールや構造(土星)に、海王星の揺らぎのエネルギーが入り、その不安定な状態の中で、まるで手探りで答えを見つけ出す時間になるとも考えられます。

 

1900年代で土星・海王星の合が発生した年を振り返ると

1917年(獅子座)
ロシア革命

1952年(天秤座)

サンフランシスコ平和条約で日本が独立・沖縄が米国の施政権下へ

1989年(山羊座)

日本では昭和天皇の崩御(昭和から平成)・ベルリンの壁崩壊、天安門事件、東西冷戦の終結

※サインは土星・海王星の合が起こったサイン


と、これまでの境界線が解体されたり、社会的な秩序そのものが揺れ動いた転換期でもありました。

今回の2026年2月21日の土星、海王星の合は、「活動宮」のエネルギーが、最も純粋に表れる「牡羊座0度」で起こる、歴史的に見ても稀なポイントで発生します。

牡羊座0度APポイント(アリエス・ポイント)と呼ばれ、このポイントに天体が触れると、天体の象徴するイベントが、世の中全体のテーマとして顕在化しやすくなると考えられています。

さらにさらに、APポイントに重なるだけでなく、天王星、冥王星といった時代を動かすトランスサタニアンと土星、海王星が小三角を取り、宇宙レベルでも、ダイナミックなエネルギーが発生するのです。

過去の歴史がそうだったように、地球規模でも、ここで新たな時代の「火種」が点火し、転換の波が押し寄せてくるのかもしれません。

私自身の土星、海王星の体感


個人レベルでは、
魚座27-牡羊座3度、双子座27度-蟹座3度、乙女座27度-天秤座3度、射手座27度-山羊座3度付近に天体や感受点を持つ方は、この影響を受けやくなる模様。

2025年はもうすでに影響下にあった為、この付近に星を持つ方は、何かしらの変化を体感されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、私自身も、双子座N土星がちょうどこの度数域にあり、(しかも太陽と月のミッドポイントに乗っています)2025年はまるっとこの影響下にいました。

土星は「父親」を象徴する星でもありますが、2025年起こった大きな出来事は父親の病気。

年齢も年齢で、元の健康な体に戻れ得るかと言うと、難しい事もありまして、今は、ほぼ延命的な治療を続けています。


病気が判明した事はショックでしたが、こればかりは仕方のない事。
父との時間を大切にしようと思うきっかけになった年でもありました。

そして、今年は私自身も五十肩や円形脱毛症になると言う体調面での変化も起こりました。

双子座は神経系・呼吸器・肩・腕・手・指・胸線。
山羊座の支配星である土星は膝・骨・関節・皮膚・髪。

教科書に載せられる象徴通りの現れ方でしたが・・・。

五十肩は仕方ないにしても、脱毛症はさすがに驚きました。
因みに、すごいストレスを抱えていたかと言うと体感はなく、原因不明。

ですが、
▷土星、海王星が病気を表すミッドポイントである事。
プログレスの月も12ハウスが通過中。
ノード軸は6-12ハウスを通過中。


この3点からも潜在的な疲労が出やすいタイミングだったかもしれませんね。

髪の毛も少しづつ生えてきているので、一安心していますが、体調管理、生活のリズムを整える必要性を実感した年でした。

2026年は時代の転換点となる?


話が逸れてしまいましたが、2026年は、土星、海王星の合が牡羊座0度で起こる事もあり、その時にはわからなくても、振り返ると時代の転換点となるインパクトが強い年になるのではなかろうかと思っています。

日常を生きていると、目の前の生活レベルの事に目が向きがちですが、ここからの世界情勢を含め、起こってくる出来事は、見逃さないようにしたいと思っています。

もちろん、何もない事にこした事はなく、良い意味での転換期になる事を願うばかりですが、

地震や災害?みたいな事も言われている事もあり、
(以前、牡羊座に天王星が通過した際は、東日本大震災が起こった事も含め)やはり備えは必要だと思います。

しっかり防災対策もして行きたいですね。

 

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