2025年春分図「未来への課題」

2025年3月19日

2025年3月20日18時2分
太陽が牡羊座入りし春分を迎えます。

宇宙カレンダーでの１年の始まりは太陽が牡羊座入りした春分のタイミングです。

春分は１年の始まりを意味し、占星術では春分の星配置で来年の春分までの国の１年の傾向を見て行きます。

2025年春分図からみる１年流れ

☆2025年春分図

ASCは天秤座でルーラーの金星はDCS上へ。
牡羊座の太陽、金星、水星、魚座海王星、ドラゴンヘッド、オーブは広めで、土星も関わるコンジャンクションを形成。

DCS上に団子状態で天体が集中するインパクト強めの配置が出来ています。

マンデン読みすると、同盟国や外交を表す７ハウスに星が集中し、他国の影響が強く入ってくるようなイメージ。

2026年には土星と海王星がコンジャンクションを形成しますが、今年も徐々にオーブ圏内に入ります。

前回、土星と海王星の合が発生した1989年は？

ドイツではベルリンの壁の崩壊。中国での天安門事件。

日本では、昭和天皇の崩御。リクルート事件で政官財に捜査のメスが入るなど、
社会情勢が混乱した年でもあります。

今回の春分図では、ドラゴンヘッドを介した、土星、海王星のコンジャンクションを形成。
水星も金星も逆行の為、他国から不安定な影響が持ち込まれるイメージも浮かびます。

ASC天秤座、ルーラーの金星が７ハウスへ飛ぶ事も、
国の全体のムードとして、対立を避け、バランスを保つ様子とも読め、他国の要望を受け入れざる負えないような状況とも読めます。

DCS上牡羊座太陽と、３ハウスの射手座の月と４ハウス水瓶座冥王星（５度前ルールでは５ハウス）と小三角を形成。

国のリーダーを表す太陽、
国民や世論を示す月が調和し、国が世論を汲むか、国民が国の移行に沿うのか、こちらはポジティブな流れ。

但し、破壊と再生の星「冥王星」は、０か100を表す天体。
底力を必要としたり、大きく価値観を変えるような流れが訪れるのかもしれません。

5度前ルールでは、冥王星は５ハウスに位置し、
レジャー、芸能、エンターテイナー、株、投機を表す５ハウスの分野へも注目。

拡大発展の星「木星」が海外活動を示す９ハウスに位置する事で、
引き続き海外からのインバウンド需要が広がりや、円安ではありますが、日本から海外に行かれる方も増えるのかもしれませんね。

６ハウス土星は労働・衛生・医療・防衛の分野での課題として出ているように思いますが、
10ハウス蟹座火星、８ハウス牡牛座天王星と調和し、システム変更や改善策が取られるのかもしれません。

トランプ大統領が日本へ防衛費の引き上げを求める動きもあり。
鶴の一声にどう答えるのか、その動きとしても表れているようにも感じます。

2025年春分図の傾向は

2025年の傾向としては、他国からの要求に柔軟に答え、国としてのポジション決めをして行くように思います。

月も調和し、国の意向に沿って、国民も動く。但し、冥王星の影響で、これまでの価値観を根底から覆す事もあるのかもしれません。

国民を示す月は射手座３ハウスでオーブは広めで、９ハウス双子座木星とはオポジション。

この先の情勢がどうなるか、マスコミやニュースなどに関心を持つ人も増えそうに思いますが、木星のオポジションで、情報ばかりが先行し、的が絞りにくいイメージも浮かびます。

この先の未来をどうするか、
「水瓶座冥王星の意識」を持つ事も、2025年の課題になるのではなでしょうか。

個人への影響は？

個人レベルで考えても、「パートナーシップ、人間関係」が2025年の大きなテーマとなる模様。

自分の意見を強く押し出すより、相手の考えや意見を取り入れながら、関係性を持つとスムーズな流れを作って行けそうですね。

但し、人の意見に振り回されたり、揺らぎも出やすい時です。

迷いが出たら「自分はどうしたいのか」
自分軸を整え、軌道修正する事も大切ですね。

色んな情報が錯綜しやすく、あれもこれもと散漫になる傾向もあり。
優先順位を決め、今必要な事に集中する事もポイント。

仕事や日々のルーティンワークで無駄を省いたり、時短できる事を取り入れても良いですね。

色々模索する事で、未来に繋がる。
そんな2025年になりそうです。