2025年７月の星模様

2025年7月の星模様をお届けします。

7/7天王星が双子座へ

7月はいよいよ天王星が双子座へ初イングレスします。

2019年3月に牡牛座入りした天王星。この約７年間は、牡牛座の事柄に天王星の示す「変化・改革」のエネルギーが促されている状態でした。

牡牛座は所有・価値・物質を表すサインですので、地球規模で言えば、資源や食物など、身近な所ではお金の関連する事になり、この7年を振り返っても、キャッシュレス決済や暗号通貨などが急速的に普及、また、働き方についても、副業やフリーランスで働く人も増え、経済的自立を模索する動きも加速したように感じますね。

今回、双子座に天王星が移る事で、双子座の示す、思考、コミュニケーション、情報、移動、初等教育の分野に天王星のエネルギーが送り込まれます。

本格的な双子座天王星入りは2026年4月ですが、牡牛座（土）⇒双子座（風）の移行だけでも軽やかさが増してくる模様。
これまで以上に新たな発想の転換が出てくるのではないでしょうか。

双子座天王星については、また改めてお伝えしたいと思います。

牡羊座土星、海王星逆行、獅子座水星逆行スタート

7月は海王星、土星、水星が逆行開始します。

2025年、2026年は、牡羊座で土星、海王星の合が発生する年になりますが、この度、両天体が逆行開始。

土星は現実・制限・責任、海王星は夢、ビジョン、曖昧さを司る天体。

土星と海王星が合は、「夢と現実の狭間」で揺れるコンビでもあり、
現在、12星座のトップバッター牡羊座の初期度数を運行中と言う事も考えると、まだまだ見切り発車で手探り状態といったイメージ。

その為、今の風潮として計画性のないままに、とにかくスタートさせるエネルギーが働きやすく、不透明で予測不能な出来事が起こりやすい時期とも言えるでしょう。

2025年の夏至図の考察からも、他国やパートナー国を示す７ハウスに、土星、海王星の合の影響があり、この逆行期間中も、他国から清濁併せのむような出来事が持ち込まれる事が考えられます。

7月に入って食品の値上げ発表がありましたが、今後も情勢次第では、更なる圧力がかかってくるとも考えられ、現在の星配置からも、トランプ関税・世界で起こっている紛争も含め、不安要素が拭えないのは確かです。

また、今回の逆行では、海王星、土星共に再び魚座に戻り、魚座の最後の調整に入ります。

12サインの最終の魚座に戻ると言う事は、
例えるなら、新しい始まり（牡羊座）のために、過去（魚座）を清算する「イニシエーション（通過儀礼）」のような時間でもあります。

また、牡羊座0度のAPポイント、涙の度数29度付近をウロウロする事を考えると、地球規模でも影響度の強い逆行期間である事がわかります。

何が起こるか予測もつきませんが、只、流されるだけではいけないモード満載だと言う事はわかりますよね。

個人レベルでも、APポイント付近（魚座28度-牡羊座2度、双子座28度-蟹座2度、乙女座28度-天秤座2度、射手座28度-山羊座2度）に天体や感受点を持つ方はこの影響を受けやすくなる模様。

私自身もこの付近にＮ土星や太陽・月のミッドポイントがあり、ヒシヒシと影響を感じておりますが・・・。
不安煽らるだけではなく、新たな種をまく為に、自分と向き合う時間を作って行きたいですね。

7/8～獅子座水星逆行開始

水星逆行期間は水星が司る、コミュニケーション、判断力、学習、移動、交通面に関する事で、エラーが起きやすく、大切な約束や契約は外した方がベターな時です。

獅子座は自己表現やクリエィティブを示すサインですので、今回の逆行期間は、その要素において水星の内省や見直しが促されてきます。

獅子座水星逆行期間過ごし方ポイント

• 自分らしい表現、伝え方を工夫する。
• レジャーやお出かけのスケジュールを再チェックする。
• 眠っていたアイデアを、再構築させる。
• その場の感情に流されず、冷静さを忘れない。
• 時間にも心にも、ゆとりを持つ。
• エゴを押し通し過ぎず、周りへの配慮を忘れない。
• お金に関わるリスクに注意する。

など、特に自分のネイタル天体、感受点などに逆行天体が関わる場合は気を付けつつ過ごして行きましょう。

7月の新月満月

7/11の山羊座の満月は、調整力が働く満月。
仕事、日常的なルーティン、健康管理、目には見えない心の調整など、体や心のケアも含め、次への準備に備えるイメージ。

7/25の獅子座新月は、破壊と再生の星「冥王星」の影響が入る、大きなリセットが働く新月。
「0か100」「大きな変容」など、これまでの形が一層され、生まれ変わるようなダイナミックな新月。

皆様にとって素敵な夏のシーズンとなりますように。